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芸術に見る結婚

芸術作品に「フィガロの結婚」と言うオペラがあります。原作は「セビリアの理髪師」、ロッシーニ作曲の序曲はよく耳にするクラッシック音楽の一つです。お話の内容はフランスの風刺的な戯曲で、結婚まじかに迫ったカップルが、新婦に横恋慕する伯爵の妨害を回避し懲らしめながら結婚する喜劇です。
このお話の背景にかつて存在したと言われる「初夜権」と言うものがあります。領主などの権力者が結婚式の前に花嫁を一時自分のものに出来ると言った、かなりたちの悪い権限です。
同じオペラに「蝶々婦人」があります。こちらフィガロの結婚とは違って悲恋もの。アメリカの海軍士官と結婚した日本の少女のお話です。三年の結婚生活をしたのちアメリカに帰ってしまった夫を子供と共に信じて待つのですが、夫は自国で結婚してしまいます。最後は自ら命を絶つ婦人ですが。オペラの中で歌われる「ある晴れた日」は有名なアリアで誰もが聞いたことがある歌でしょう。長崎にある異人館の敷地内には子供に夫のいる国の方向を指差す蝶々婦人の像が建っています。

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